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vol.15「兄の家に名前が付いたぞ」

放送当日の1月17日は、21年前に阪神・淡路大震災が発生した日でもあります。その出来事も踏まえて、今日の内容は地震についても触れながら話が進行。国で決められている基準以上のことを行い、耐震基準をクリアしていることを確認して胸を撫で下ろした兄でした。

その後はいつも通りの3人の軽快なトークに。そして、今日、重大発表!家の名前が決定したのです!!命名『赤いやねの家』「やね」はひらがなで表記すると兄の妻:みゆきちゃんのこだわりもミックスされたかわいい名前。NHKの歌のお姉さんだったはいだしょうこさんの歌からインスパイアでもあるのだそう。ジブリ臭も漂うぞ、と弟よしひろくんにいじられながらも家の名前に大満足の兄まさとしくん。そして本題の家の進捗状況は?というと…年明けに確認申請も通り1月15日に無事着工。紀州材の補助金申請も行ったとリスナーに報告。次は「上棟式」を待つばかり。盛大なものになるか否かは…今後の放送をお楽しみに。

vol.16「建てようネット和歌山に突撃リポート」

今月はお正月進行ゆえに第3、5週に放送。31日に2回目の放送を行いました。まずは島村さんからの現状報告を。基礎工事が終了し(写真参照)島村さんが現場監督さんと細かな打ち合わせを行い、来るべき上棟式を目指します。ここで報告「上棟式の様子を僕もしっかり見届けま~す」やっと僕の出番です!と張り切る弟よしひろくん。詳細などは追ってご報告します。今回、兄の家づくりのお話は小休止。『建てようネット和歌山』のライブラリーに突撃した時の模様を放送しました。あらためて、建てようネットの仕組みや、兄まさとしくんと建てようネットの出会いなど相馬社長とスタッフの橋本さんを交えて談笑。「家を建てようと思っていなくてもぜひご来場を。家の本がたくさんあり閲覧は自由です」とオープンハートな相馬社長。「デザイン性を重視するならぜひ。気さくな人柄の建築家が揃っていますよ」と島村さんもリスナーに建てようネットへの来場を呼びかけました。次回の放送は『国土建設』への突撃リポートをお楽しみください~どんな話が飛び出すかな!

vol.13「あらら、見積もりオーバー。それでも夢に向かって!」

今週はちょっとブレイク!希望をすべて盛り込んだ見積もりがかなりパンチのある金額だったので、ここから「減額!減額!減額ラッシュ!!」その減額の見積もり待ちの状態のすみたに兄ちゃん。「減額といえど、欲しいものやお気に入りのもの、残したいものは必ず残します!」と島村さんから力強い言葉をもらい、胸をなでおろしました。また、施工の国土建設さんからも残土処理などを工夫することで減額できるかも、という提案もいただき、実際に住む部分以外から見直しを開始。減額の提案もひとつひとつ丁寧に、そして納得いくよう行われるので、結果、第一希望の家が叶えられる!と兄の夢が叶っていくのを尻目に、間髪入れずに弟から「屋根をなくすのは?」という提案が入りましたがスルー。話は盛り上がるのでした。そして、再度見積もりを待つその合間も「家づくり」の勉強を、と兄、兄の嫁:みゆきちゃん、弟が島村さん設計、国土建設さんが施工を行った和歌山市楠見のオープンハウスの見学に行った話も盛り込まれ…次回には待ちに待った家づくりに欠かせないイベント『地鎮祭』の模様を。そして年内の着工…は叶えられるのであろうか。乞うご期待!

vol.14「厳かに、賑々しく?人生初の『地鎮祭』を経験!」

放送当日の12月20日の午前、いよいよ家づくりが始まる儀式、『地鎮祭』が執り行われました。地鎮祭とは、工事の無事と家・建物の繁栄を祈る儀式です。地鎮祭といえば、この所作!(写真参照)経験された方はご存知かと思いますが、「えいっ」という掛け声とともに建てぬしが鋤で砂を起こす「穿初めの儀」。もちろん世帯主である兄の妻:みゆきちゃん、ではなく正規の世帯主、お兄ちゃんが行いました。そして、玉串を奉り拝礼するなどを経て式は滞りなく進行していき、厳かな雰囲気の中無事に終了。オンエアでは、地鎮祭のことを振り返り「いい経験ができた」と感想を話す兄でした。そして、ほぼ決定した家の概要を自慢気に弟に見せると…「めっちゃええやん~!!!」と絶叫。「ラジオのレギュラー番組が決まったと同じぐらい驚いたわ」と弟。理想の家づくりは着々と進み、ただ今工事申請中。これを通過すれば工事が着工し、来春にはマイホームが完成。2017年クリスマスを前に家づくりの大仕事をひとつ終えた兄。来年には新居に大きなツリーが飾られることでしょうね。

vol.11「暮らし方に寄り添うのが建築家なのだ!」

先月に水回りのショールーム巡りをして、いろんなものを選ぶ作業を皮切りに、一気にスピードアップしたすみたに兄の家づくり。「急に早く感じるようになったのは、具体的に決めていく作業に移行してきたからですよ」と戸惑う兄にそっと寄り添う建築家の島村さん(シマムー)。

今回の放送では、今まで進めてきたことと現状の報告をちょっとおさらいしながら楽しくおしゃべり。

北東の角地という立地。北側に駐車場、そして玄関も北側。玄関を入ると左手にはダイニングキッチンとその右手に和室をしつらえ、DKと和室をL字型に囲むように庭を造る計画。玄関右手にはシューズクロークやその他ライブの小道具などが収納できるようにスペースを確保。その先にはユーティリティ(洗面所や手洗い)を配し、物干し場にもワンストップ。ふたりの希望や生活、暮らし方をしっかりとヒアリングした上で、設計をしてもらえるところが建築家との家づくり。

人それぞれの住み方を考えてもらえることに感激の兄、そうそう、今になって(?)家を建てるという自覚が芽生えたそうな。(遅っ!!)

vol.12「史上最高の出来栄えの家だ!」

現在見積もり真っ只中。

今までのことを振り返りながらエピソードを織り交ぜ、3人の話は盛り上がります。

まずは「リビング」のこと。ダイニングとリビングは一続きとなっていますが、3段ほどのステップフロアで、下の空間には高さ120㎝ほどの大容量の床下収納を設けたそう。

照明は、天井に吊るす照明ではなく、壁にライトを当てて全体を明るくする間接照明を採用。手元はスタンドの明かりなど補足することで、本を読んだり台本をチェックしたりしやすいように。また、「キッチンの照明はレトロなブリキの傘の照明にしたいな~」と、兄の夢も膨らみます。照明など提案してもらったり、こんな風にしたいと相談を持ち掛けたりと建築家とのやり取りの中、細かなことが決まっていきます。

「ここで問題です。大体の家にはあるのですがこの家にはないものがあります。さてそれはなんでしょう?」答えは「雨戸」。要望があればもちろん設置も可能ですが、なくてもよいのであればつけずに対応することが多いというシマムー。その代わり、しっかりと防ぐものは防がなければ…と「防犯ガラス」を設置して暴風雨や泥棒さんには万全の構え。

少しずつ、いろんなものが決まってきて、さてお見積はおいくらになるやら次回をお楽しみあれ!

vol.09「祝!弟よしひろくん!そして設計は大詰め!」

平面詳細図の途中経過、現在初期段階。使い勝手をよくするために、各種の寸法を決めて奥行きや幅を確認する作業がスタート。サイズを決めることで、持っているものをそのまま使った方が良いのか、家具を造作してもらうのかなど、予算も考えながら打合せ。いろんな細かいところで要望を出し、「ここは削れるので他に予算を回しませんか?」など提案もしてもらえるのが建築家との家づくりの醍醐味です。「実際にどこにお金をかけるかを知ってもらうのが大切」とシマムー。

また、外壁も「赤(えんじ色)がよい」と思っていたけど、それに合った内装はどうするかも同時進行で進める中で…シマムーから不安要素!!!!!「奥様とはイメージを共有していたけれど、お兄ちゃんが希望する【西海岸風、カリフォルニア風】ってどんなんよ?お互いの思い描いているものが合っているのかをもう少しすり合せたい」と。

後日、ふたりで話し合いながらイメージを共有。思っていたイメージも一致し、うまく合わせていけるのではないかと不安も無事解決。

小さな信頼を積み重ねながら、ひとつひとつおうち完成へのステップを進めていくのでした。

PS:弟よしひろくん、第一子誕生本当におめでとう。シマムーからのおくるみのプレゼントもあり、番組はほんわか和やかな雰囲気に包まれていました。

vol.10「ショールームで水回りをチョイス!」

「気に入ったものを選んでくださいね」その言葉を聞き、とても安心したと兄の妻:みゆきちゃん。「毎日使うものだから、水回りを第一優先として考え、予算がオーバーしたらほかで削るようにしているんです」と島村さん自身の家づくりへの思い、建て主さんへの思いを伝えながらショールームを2社見学に。

もちろん、シマムーも同行し、いろんなアドバイスもしながら実際の設備を手に取り、色なども確認しながらショールーム内を興味深くグルグルと。

メーカーごとの違いや、オプションでさらにどう快適に、また楽に家事をこなせるかなど考えながら夫婦ふたりでさまざまな設備を試してみました。キッチンの高さは、みゆきちゃんの身長に合わせたサイズにすることに。

また、ふたりの希望で水回りのなかでも手洗い(洗面台)は造作家具にしようと意見も一致。スタッフさんの話を真剣に聞き入りつつも、楽しく見学したふたり。

今週は、シマムー設計、国土建設さんが施工した新規物件の内覧会にも足を運びもりだくさんの2週間でした。

vol.07「家は縦も大事!断面図登場!」

設計プランの最終段階へと着々とコマを進め、今回は平面図ではなく断面図を見ながらプランを説明。

断面図を作ることで、道路側からの視線と室内側からの視線がわかり、イメージが掴みやすくなりました。また、兄が気になっている(迷っている)吹き抜けの部分も、イメージが実感できるように。実際の高さを知ることで、スケール感がわかり、島村さん自身、断面図を使って説明することを大切にしているとのこと。

「高さが設計の段階でわかるのは納得のうえ、次に進めるので安心」と感心しっぱなしの兄(より弟が?)次に、気になる2階の間取りをどうするかについて話は進み、最初から部屋を分けるか、壁を作らず後で分けるかどうしようか…吹き抜けのところに壁が必要になるので、印象も変わるかも?と案じていたところ「出た!案!!」吹き抜けに窓を作ることで立体感。開口部をつくることでリビングと2階がつながりやすくなるんですね。家の中に窓!なんて画期的。

さてさて、どんな家ができるのか、またまた楽しみになった兄(と弟)でした。

vol.08「実際の土地でイメージをふくらませるのだ!」

ちょっと番外編ロケ!ロケ!ロケーション!

今回は20日の放送を前に、新しく作った模型を持参し現地に赴いたすみたに兄夫婦の様子をお伝えします。

現地では、実際に建てる土地に模型を置いて… 「ここから玄関ですよ。」 「庭はここからここまでですよ。」 など、一通り遊んだあと… また、事前に足を運ぶことで周りの家との距離感や隣の家の影がどのように入ってくるかなど考えながらイメージを膨らませることができます。

また、敷地に模型を置き、光の入り方、影がどのようになるかなど確認することもできるので、自分たちの生活シーンが想像できるのも、現実への第一歩。

さらに、外観のイメージはどうする?と話は進み、

兄「赤い色がよい!」

妻「うんうん」

と、仲睦まじいふたりの姿が。

そしてまた、何もない敷地でふたりのパントマイムが始まるのでした。

~ベンツ・BMW・アウディを停める駐車場があってーそして玄関開けてー~

兄「ただいま~」

妻「おかえりなさい、ダーリン♡」

島「もぅええわ 笑」

本日はこれにて!

vol.05「ついに兄の愛妻:みゆきちゃん登場!」

タイトルコールに続き「日本一の建築家」と紹介された島村さん。

今回は「日本一の奥さん」お兄ちゃんの妻:みゆきちゃんとともに出演。

そしてなんと、タイトルが「すみたにみゆきマイホームを建てる」に変更?

これは嵐の予感?という心配もよそに、今回は「模型」ができたご報告から。見た瞬間「なんてかわいいんだ」と思った兄。三角屋根が希望だったので思いが通じて「理想通りで夢みたいだった」とみゆきちゃん。南東から光が入ることを想定し、庭まで設置したという大豪邸(笑)。太陽の位置を考慮したレイアウトにふたりともご満悦。庭を見渡せるのが感動!とみゆきちゃんも涙(があったかなかったか)。

模型を作ることでいろんな角度からみることができるのが模型作成のメリット。模型、レイアウト、平面図と検討しながら新たに「収納スペースを設けたい」という新たな要望も。

「こんないっぱい、わがまま聞いてもらえるのかしら」と不安も抱えつつ、次回はどんな提案をしてもらえるのかドキドキしながら待つすみたに兄夫妻でした。

vol.06「模型や図面で具体的に打ち合わせだ!」の巻

庭を中心としてリビングの配置をしてもらっている現状で、さらなる要望はどうなったか。2階の収納はできるのか?など再度打ち合わせののち図面ができあがり…。吹き抜けの大きさを変えることで2階の面積を調整し、「吹き抜け案」「吹き抜け小さくした案」の2パターン案を作ってきたと島村さん。

結果「やはり吹き抜けがあったほうが開放的なのではないか」という意見が一致。2案作ってもらえたことで、吹き抜けのことを納得して作ってもらえる(後で後悔することなく進められた)ことで胸のつかえがすっと落ち着く、そんな気持ちになったと兄。三角屋根の素敵な家にきっとなるはずです、と島村さんも太鼓判。周りの家が建ち始めたのも見に行くことで、兄の家の敷地におよぼす条件など考えながら、再度物干しスペースを考えるようにすると話は進みます。

またまた兄の家は進化しそう。どんなお家になるか楽しみで仕方がない!すみたに兄、うらやましい弟。3人の楽しい話はまだまだ続きます。

vol.03「兄、ついに土地を購入したのだ!」の巻

本日は、田辺在住の女性から島村さん宛にお手紙が。息子の家を設計してくれた方だと思いペンを取ったと。その時、田辺市と和歌山市を往復し何度も打ち合わせを重ねたことや人柄など高評価にシマムーも感激。兄へも「島村さんに頼んでよかったですね」とメッセージをいただき、さらに家づくりへの期待に胸が膨らみました。

そして先週から引き続き土地探しの話に。「空が広い」というキーワードと桃山に近いことを条件にするも、どう選んでいいのかわからない兄夫婦にアドバイスをするシマムー。建築家ならではの観点で見極め提案してくれたことなど話は進みました。【何を重きに置くか】それを大前提にこんな土地(例えば変形地)でもこんなオシャレな家ができますよ、と具体的に提案してくれるのが建築家との家づくりの醍醐味。

そして…なんと兄『土地購入!!!!!!』(BBQでもしたろか、との兄の言葉をスルーし話を進める弟&シマムー)

次回は実際のプランについてお話しします。

vol.04「まずはプランのためのヒアリング!」

今回は、土地購入をした兄に具体的なプランを作成するに際して、どういうことを望んでいるのかをヒアリングし進めていった模様を紹介。

プランを作成するのは建築家、【要望】を出すのが兄夫婦だと立場も明確に。

兄の要望は

○駐車場から雨にぬれずに家に入れる(しかし妻:みゆきちゃんは特に必要ない、と 笑)

○パントリー(キッチン近くの収納)が欲しい

○イメージは『西海岸風』←ここで笑いが起こるが兄は真顔。

と伝えました。 さて、その想いを繋ぎ合わせ、本当に何が必要なのかを取捨選択し、費用のバランスも考えながら全体のことを考えるとシマムー。

ファイナンシャルプランナーさんに相談もしながら兄の家づくりは進んでいくのでした。さて、【要望】は叶うのか、

次回はどんなお話が飛び出すでしょうか。次回もお楽しみあれ。

今、テレビやラジオ、イベントにひっぱりだこの「すみたに」!そのすみたにのお兄ちゃん、匡俊(マサトシ)が、ナ、ナ、ナント『家を建てる』と言うではありませんか!そして家を建てるいきさつや経過、家がカタチになっていく期間を追っていく番組内コーナーがスタート!さらに『建てようネット和歌山』の建築家・島村健司さんの出演が決定!ドキドキワクワクの第1回・第2回の放送をダイジェストで…

vol.01「さぁいよいよ家づくりがはじまるぞ!」

弟「建てるんですか」

兄「建てるんですよ」

そんな兄弟の会話からはじまった第1回。

兄が建てると腹を括ったのは今から数か月前。『建てようネット和歌山』にリポートで訪れたのがきっかけでした。

その放送後、「建てようネット、行ってみたいんだけど」という妻:みゆきちゃんの言葉に背中を押されたお兄ちゃん。仕事でなく、プライベートで再度訪問。そして建築家・島村さんと運命の出会い!!フィーリングもセンスもばっちり合致しトントン拍子にお話も進み、これはもう建てるしかない!ということに。

しかし、夢だけで家は建てることはできません!シビアなお金の話も含めて親身に相談に乗ってくれたのが島村さんであり、『建てようネット和歌山』のスタッフだったと。

初回は建てようネット橋本麻生(はしもとまお)さんもゲスト出演し和やかに放送終了。次回へと続く、となりました。

vol.02「一緒に土地探しをするのだ!」

そして2回目のテーマは「土地探し」。

お兄ちゃんと一緒に土地を探した島村さん。こんなところがよい、という希望をヒアリングし、建て主さんがこの場所がいいかも、と思ったところは足を運んで建築家ならではの目利きを。ここでポイント、「なぜ一緒に土地を探すのか!」という疑問を持たれた方もいるのでは?

島村さん的にはこんなメリットがあると話します!

①金額で全体の予算から土地と建物の割合を明確にできる

②建築家ならではの発想で土地の形状が悪くてもそれに合した設計ができる(変形地は土地を安く買える場合も)

他もいろんなメリットがありますが、大きく分けてこの2つが大切。

初めての家づくり、土地選びも慎重になりますよね、そんな時、寄り添って歩んでくれる建築家がそばにいてくれることほど心強いことはありません。すみたに兄とシマムーのようにニックネームで呼び合うほど仲良くなることも。

わちゃっと楽しい放送時間はあっという間でした!

すみたに兄ちゃんが建てようネット[和歌山]と出会ったのは仕事でのラジオのリポートから!妻:みゆきさんも「行ってみたい!」と興味を持ったことで、建てようネットのライブラリーに行くことに…その時ちょうど開催されていた建てようネットのイベントで建築家:島村健司さんに出会いました!デザインのセンスにも、人柄にも惹かれたすみたに兄ちゃん&みゆきさんは、建てようネットで建築家:島村さんとの家づくりを決意!

2017年4月から和歌山放送ですみたにの冠番組が始まったこともあり、「これは家づくりのリアルをお伝えするっきゃない!」ということで「すみたに兄ちゃんマイホームを建てる!」いうこのコーナーが始まったのです!

これはそのコーナーと連動したフリーペーパーSWingでの連載をまとめた完成記念BookをWEB版に再編したものです!

それぞれの回へはこちらからどうぞ







建てようネット[和歌山]で建てた家 第200号

「祖父が大工だったので工務店は決まっていました。展示場や見学会、ネットで建築家さんを探している時に、建てようネットを知り、大谷さんと出会うことができました」と建て主さん。ご友人が建てようネットのOBさんでもあり、人見知りだったお子さんも大谷さんと会った瞬間にニッコリ。直感的に「この人だ!」と感じたそうです。「フィーリングって本当に大事。何にも知らない素人ですから、あれもこれもと要望ばかり(笑)。だからこそ後悔なんて全くないですよ」。

「美術館かと思いましたよ(笑)」と、建て主さん自身も感心した無垢材の意匠。目に留まる吹き抜けの格子は紀伊半島の杉材。床は全面に紀州材が用いられています。大谷さんは「材木を得意とする工務店さんのご縁にも恵まれました。これだけの杉を室内全体にあしらうとなると、節一つにも気を使います。それをしっかり把握した上で、節を外し施工してくれるのは、ひとえに職人さんの腕。“裸足が気持ちいい”と建て主さんも杉材の良さを実感してくれています」と話します。

将来にわたって楽しい家づくり紀州材の匠とつながる住まいの縁

「引き渡しの時は本当に、嬉しいようで寂しいような娘を嫁に出す父の気持ちでしたよ(笑)」。そう話すのは、手掛けるすべての建物に優しさと愛情を注ぐ建築家の大谷隆紀さん。建て主さんと建築家をつなぐ「建てようネット[和歌山]」の中でも、群を抜いて木を使うことが多い紀州材の匠。紹介する「想いを超える家」も、紀伊半島の良質な杉材がふんだんに取り込まれています。

ご夫婦ともにイメージしたのは「木」と「風」。室内で心地よく過ごせる空気感を目指しました。大谷さんは「土地は大通りに面しトラックなど車の往来が多いエリアでした。車両からの目線や埃等を考え、条件を一つ一つクリアにすればおのずと間取りは決まってきます。建て主さん自身も大変勉強熱心で、時にはスケッチを描いて持ってきてくれるほど。それぞれのご要望に憧れが詰まっており、私自身もその熱意につられてイメージが膨らみました」と。奥様は寸法まで測るきっちり派、ご主人は雰囲気重視のふんわり派。共通する趣味のアウトドアをキーワードの一つに、お二人の要望をデザインしていきました。「何より素晴らしかったのは、事前に用意されていたメモ。ご夫婦の希望がたくさん書き込まれていて、メモを読んだ瞬間に間取りの半分がスッと頭に浮かびました」と大谷さん。

玄関の土間からすぐにLDKへ。廊下という概念を取り除き、必要な時には引き戸を出して空間を間仕切り。普段は広々と、和室もLDKに取り込んで子どもたちが全力で走り回ります。玄関入って正面には、小部屋が一つ。奥様はエステのお仕事をされているので、ここで親しいお友達を呼んで施術してあげることもできます。多趣味で学校の先生でもあるご主人には、調べものができる書斎とちょっとした作業場を調えました。さらに〝将来にわたって家づくりを楽しめる〟という要望を生かし、あえて未完成なフリーダム空間も準備されています。

住宅データ

家族構成/ご夫婦、お子さん2人

構造/木造在来軸組工法

屋根/ガルバリウム鋼板タテハゼ葺

外壁/防火サイディング貼塗装仕上、一部杉板張り

建築面積/ 77.37㎡ (約23.40坪)

延床面積/

1F 73.14㎡ (約22.12坪)

2F 58.66㎡ (約17.74坪)

計 131.80㎡ (約39.86坪)

敷地面積/ 168.83㎡ (約39.86坪)

担当建築家・工務店

設計・監理:大谷隆紀(大谷建築設計事務所)

施工:川口工務店

建てようネット[和歌山]で建てた家 第190号

室内空間の基本コンセプトは「シンプル」。その上で奥様は明るさを求めました。「太陽光を取り入れることはもちろん、風の通り道も併せて計算しています。冷暖房の器具がなくても、ある程度は建物の構造で“夏は涼しく冬は暖かい”を実現。ポイントは太陽の軌道とひさしの関係。季節によって異なる太陽の動きを計算した上でひさしの長さを決定します。外観のインパクトはそれを反映しながらデザインしたものです」と木村さん。

LDKの行灯に目が行きがちですが、ポイントはほかにもいろいろ。使い勝手のいい和室は玄関から直通で、急なお客様にも即座に対応。普段はリビングサイドを開け放って、昼寝もできる小上がり風に仕上げています。LDKそれぞれの用途を分けるのは、天井の高さと格子の三本柱。建て主さんは「住み始めて柱のありがたさを実感。光や風を通しつつ視線を遮ることもできるし、なにより隅っこって落ち着くんですよね(笑)」と200点の住み心地を語ってくれました。

吹き抜けの巨大空間に浮かぶ行灯明るさを灯しつつ兼ね備える収納力

建築家と一緒に建てた家の最大のメリットといえば、どことも誰ともかぶらないインパクト。それは一目見て、外観からあふれ出しています。「建てようネット[和歌山]」は、そんな世界に一つのマイホームを求める建て主さんを応援。県内を中心に「建てたい人」と「建てるプロ」との出会いを無料でコーディネートしています。

紹介するのは「ANDON HOUSE」。ANDONとは、日本の工芸品として知られる「行灯」のこと。その理由はLDKに入ると一目瞭然です。「吹き抜けの巨大空間を利用した宙に浮くANDON。行灯だけに間接照明にもなり、布団など季節物をなおせる収納スペースにもなっています」。手がけたのは木村建築設計事務所の木村茂伸さん。建てようネット和歌山でもベテランの建築家で、あの有名なテレビ番組「大改造‼劇的ビフォーアフター」でも素晴らしい設計技術を披露した匠。ANDON HOUSEでも個性あふれるデザインで注目を集めています。

建て主さんは「もともとメーカーで家を建てようと考えていて見積もりをお願いしたら、びっくりするぐらいの予算オーバーで…。そんな時に知人の紹介で建てようネットさんを知り、偶然ですがその知人の家を建てた木村さんと出会いました」と。紀の川に近い土地柄もあり、丈夫な家というのが建て主さんのコンセプト。木村さんは「どの家もまずは家族と暮らしを守る構造の強さを前提とします。耐震等級は3以上。安心と安全を確保した上で、次は暮らしの快適さを追い求めていきます」。建て主さんの要望を最大限に取り入れつつ、生活動線や収納などは木村さんの経験や知識を生かしてアドバイス。空間を広く有意義に使うため、仕切りや廊下は最小限に、間取りの位置や形、構造柱の一部などを用いて、LDKの役割を分けつつ一体化。延床面積以上の広がりを実現しています。「主人も私も建築は素人。ほとんどお任せ状態でしたが住み心地は200点。大満足の仕上がりです」。

住宅データ

家族構成/ご夫婦

構造/木造在来軸組工法

屋根/ガルバリウム鋼板タテハゼ葺

外壁/防火サイディング張、一部ジョイントV GG仕上 一部杉板張り

建築面積/ 75.17㎡ (約22.73坪)

延床面積/

1F69.85㎡ (約21.13坪)

2F46.95㎡ (約14.20坪)

計 116.80㎡ (約35.33坪)

敷地面積/ 456.11㎡ (約137.97坪)

担当建築家・工務店

設計・監理: 木村茂伸(有限会社木村建築設計事務所)

施工:国土建設株式会社

建てようネット[和歌山]で建てた家 第188号

キッチンを司令塔にダイニング、リビング、和室までを一直線で見渡すことができます。実際よりも広く見えるのは、視線を遮ることのない建て具枠の統一感。扉も収納枠も和室の引き戸もすべて天井でそろえています。床もフラットのユニバーサルデザイン。外観もシンプルに片流れ屋根を採用。アクセントの小窓から自然光が差し込み、階段や玄関ホールを照らします。

ご主人のご実家とは中庭を通って行き来。「目の前の道が通勤時の抜け道になっていて車の往来が多いんですよ」と心配していた奥様の悩みを解決。水周りやキッチン、寝室等には大容量の収納を備え付け。それぞれの場所で用途を完結でき、最短動線で整理整頓もラクラク。ご夫婦の「基礎は一生、室内は消耗品」との考え方で、耐震や外壁、断熱材にコストの比重を置いています。

整理整頓の習慣を同時に身に付けるライフスタイル重視の動線と機能性

転勤族だったご主人の仕事が落ち着いたことで、ご夫婦の念願だったマイホームに着手することができたという「ナチュラル住宅T邸」。お子さんの小学校入学前というタイミングと、ご主人のご実家からのお声掛けもあり、2年ほど前から「建てようネット[和歌山]」と一緒に家づくりを開始しました。昨年6月には引っ越しも完了して約1年間、春夏秋冬を経験して快適に過ごされています。パートナーを組んだのは「オフィスワイズ」の谷奥慎司さん。和歌山では知る人ぞ知るベテランの一級建築士です。宅地建物取引士、福祉住環境コーディネーターでもあり、住まい全般の相談に対応する百戦錬磨の経験と実績。気さくさと親しみはそのままに、世代を超えて幅広い層に支持される建築家です。

テーマにしたのはライフスタイルを重視した動線と機能性。そこにデザイン性を取り入れています。「雰囲気としていただいたお題はシンプル&スッキリ。もともと奥様がインテリア関係の学校を卒業していて、一つ一つそろえたお手持ちの家具を配置したいということでした」と。家は住めば一生。だからこそ、時代の流行ではなく家族のライフスタイルに合わせて変えることができる柔軟さと快適さ(住みやすさ)が重要だと、谷奥さんは言います。重視したのは家事動線ではなくキッチンや浴室、水周りなどそれぞれの場所で家族みんなが用途を完結できる収納性。必要なものはその場所の近くに、最短動線で結ぶとともに整理整頓の習慣も付けてくれます。「白をベースに、ご主人も好きなウッドをアクセントにしました。今回は扉や和室の引き戸など、すべてを天井にそろえて建て具枠をなくすことで全体のシンプルデザインを図っています」。こだわりはリビングからキッチンまで敷き詰められた床暖入りの無垢材。耐久性と耐水性に優れたナラ材で、塗装もテストを重ねたオリジナル。高性能な断熱材の効果もあり、冬は床暖房だけで家中がポカポカだったそうです。

住宅データ

家族構成/ご夫婦+お子さん2人

構造/木造在来軸組工法

屋根/ガルバリウム鋼板タテハゼ葺

外壁/防火サイディング横張り

建築面積/ 115.93㎡ (約35.07坪)

延床面積/

1F65.21㎡ (約19.73坪)

2F50.72㎡ (約15.34坪)

計 115.93㎡ (約35.07坪)

敷地面積/ 258.90㎡ (約78.32坪)

担当建築家・工務店

設計・監理:谷奥慎司(オフィスワイズ)

施工:川口工務店