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建てようネットで建てた家

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水田の中のK邸

建てようネット[和歌山]で建てた家 第210号

LDKの延長上にロフトを配置するという大胆なデザインながら、しっくりと落ち着いた佇まい。ポイントになったのはホワイトとウッドの使い方。床材をキッチンカウンター、さらにはパントリーにまで応用し、既製のシステムキッチンをカスタマイズしています。光と風を取り入れるのは、コの字に配したテラスから。テラスに敷き詰めたタイルの反射もあり、優しい光が広いLDKを包み込みます。

「水田の美しい景観ではありますが、農作業中に目が合うとやっぱり気まずいですよね。だからこそ、どちらにも閉塞感のない塀が必要。高さに注意しつつ、玄関からは囲いの見えにくいデザインにしています」と中道さん。敷地面積を生かし、塀との距離感を計りつつ、さらにコの字の大きなテラスを配置。LDKはもちろん、主寝室や子供部屋にも面し、いずれもに光と風を通してくれます。

プライバシーを確保しつつ、広さと快適さを最大限に解放

「市内を離れると〝分譲地〟というものが少なくなり、土地を探すのが難しくなります。そこで考えられるのが、土地の農地転用。今回のK邸もおばあさまの水田を活用したものでした」。そう話すのは、株式会社「スタジオパートスリー」の中道哲也さん。

「建て主さんのご要望は平屋の一軒家。4人家族で十分な広さがありましたが、周りは右を見ても左を見ても田んぼ。まずはプライバシーを守る塀がマストのおうちでした」と中道さん。せっかくの広さと解放感を塀で打ち消すことのないように、外観も室内も計算されています。

「打ち合わせの中でご主人から〝ロフト〟というお言葉をいただき、室内空間のポイントに位置づけました」。LDKの延長上に広めのロフトを構え、傾斜の天井高を生かしつつ空間をデザイン。ロフトはご主人の書斎にもなる趣味部屋が半分、もう半分は使いやすい小屋裏収納になっています。また今回、奥様の要望に応えるべく力を入れたのが生活動線。広さのある平屋をより快適に、暮らしやすくする上で欠かせない間取りの工夫です。「出入り口の場所を間違うと、大回りになったりと一生ものの後悔に繋がります。家族のライフスタイルをしっかりと聞き取り、毎日の家事を楽にする最短のルート。奥様の主戦場となるキッチンを中心に、水周りをまとめつつ、洗濯干し場やゴミ置場も計算。ファミリークロークも絶妙な位置に配置しています」。中道さんの事務所では、3D映像と模型でたっぷりとシミュレーション。さまざまな角度から完成のイメージを膨らませ、建て主さんの要望を追加したり、不安を解消します。「お顔を見ながらの打ち合わせが一番。たくさんお話をしましょう!」と笑顔で語ってくれました。

住宅データ

家族構成/ご夫婦、お子さん2人

構造/木造在来軸組工法

屋根/ガルバリウム鋼板タテハゼ葺

外壁/防火サイディング

建築面積/ 114.28㎡ (約34.57坪)

 延床面積/ 1F107.66㎡ (約32.56坪) 

計 107.66㎡ (約32.56坪)

敷地面積/ 340.45㎡ (約102.98坪)

担当建築家・工務店

設計・監理:中道哲也(スタジオパートスリー)

施工:株式会社 創和建設

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